2022年4月24日日曜日

クラウドバンクの抽選方式の状況を確認しました(2022/4/24時点)

これまでクラウドバンクでは先着方式でファンド募集を行ってきましたが、3月より抽選方式がはじまりました。

4/24時点で5件のファンドが抽選方式で実施されており、状況を確認していきます。

方式ファンド名URL税引前予定利回り投資予定期間目標金額応募金額
1抽選香港中小企業支援型ローンファンド第74号https://crowdbank.jp/funds/crowd/A00005992/#!home6.52055,000,000523,212,000
2抽選バイオマス発電ファンド第340号https://crowdbank.jp/funds/crowd/A00005993/#!home6.19105,000,0001,094,978,000
3抽選風力発電ファンド第245号https://crowdbank.jp/funds/crowd/A00006012/#!home6.69203,000,0001,312,901,000
4抽選中小企業支援型ローンファンド第907号https://crowdbank.jp/funds/crowd/A00006026/#!home4.94227,000,0001,204,753,000
5抽選太陽光発電ファンド第2236号https://crowdbank.jp/funds/crowd/A00006034/#!home5.84255,000,0001,375,696,000

当選人数応募人数1人あたり応募金額1人あたり当選金額目標金額/応募人数金額ベース当選倍率人数ベース当選倍率
12331,871279,643236,05229,3969.518.03
23333,764290,908315,31527,89610.4311.30
35653,778347,512359,29253,7326.476.69
46153,588335,773369,10663,2665.315.83
57723,799362,121330,31167,1235.394.92

1件目を除いて、応募人数は3800人弱になっていますので、これが現時点のクラウドバンクのアクティブユーザー規模なのかもしれません。

少しずつ目標金額が大きくなってきていますが、2.55億円の規模にたいしても、応募金額が13億円程度集まっていますので、目標金額を差し引いた概ね10億円くらいの金額が投資されずに口座に滞留しているということです。

1人あたりの応募金額は35万円程度、1人あたりの当選金額も同程度になっています。

倍率の観点では、最初の2件を除いて、金額ベース/人数ベースともに5~6倍程度になってきています。

仮に、全員に均等に割り振った場合は、5万円~7万円弱くらいの金額になります。

これらのデータから考えると、現時点においては、クラウドバンクユーザーの投資需要に対して、十分な商品供給が出来ていないように思います。
とはいえ、クラウドバンク初期にあったような監査状況が不十分な案件を出されるのは困るので、少しずつ規模拡大していってほしいものです。

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