2016年5月17日火曜日

運用期間は長い方が良いか? それとも短い方が良いか?

今回は、クラウドバンクにおける運用期間について考えてみます。


まずは運用期間が長い場合を考えます。

クラウドバンクの場合、資金を投資してから実際に運用を完了してから、
資金が返済されるまでタイムラグがあります。
長い投資期間を考えた場合、このタイムラグによる手待ち時間がジリジリと積み上がります。
また、分配開始は翌々月以降になりますので、
最初の2カ月程度はリターンが得られません。
これらを考慮すると、運用期間が長い方が手待ち時間を削減し、資金を効率的に運用可能です。


次に、運用期間が短い場合を考えます。

上記のとおり、長期運用のメリットは得られませんが、
短期投資の場合、元本を早めに回収できます。
ただし、何サイクルもお金を回すことを考えると、
短期で回数を稼ぐ方がよい点があります。


最後に、一般論になりますが、
運用期間が長い場合は利率が高く、
短い場合は利率が低くなる傾向になります。
これは、長期投資の方が少しリスクがあることが考慮されるものです。
定期預金や国債の利率も長期物の方が利率が高くなるのと同じ理由です。


投資家個人の判断によりますが、
私は長期と短期を織り交ぜながらポートフォリオを構築しています。
皆さんも自分のポートフォリオの構成を考えてみてください。

2016年5月11日水曜日

2016年5月クラウドバンク定期投資報告

2016年5月の分配金が入りましたので、定期報告します。

投資資金   3,000,000円
資産総額   3,022,140円
運用中   3,005,399円
口座資金   16,741円
通算利益   22,140円

5月
分配金   6,589円
源泉徴収   1,338円
税引後利益 5,251円
早期償還金 4,894円

税引後単純利回り 
5,251 / 3,022,140 * 12 * 100 = 2.09%

3月に200万円追加投資していますが、
その投資分の収益は来月から入り始めます。
そのため、見かけ上、運用利回りが下がっています。

200万円を差し引くと、以下の暫定利回りとなります。
5,251 / (3,022,140 - 2,000,000) * 12 * 100 = 6.16%

また、口座資金が10,000円を超えたため、
再投資を実施し、資金効率を高めていきます。

今月の報告は以上です。

2016年5月1日日曜日

投資完了記録No.1 : 不動産担保型ローンファンド第68号

投資完了記録No.1の公開です。

案件名は 「 不動産担保型ローンファンド第68号 」 です。

https://crowdbank.jp/funds/realestate/A00000158#!home


本案件の基本情報は以下の通りです。
初めての投資のため、200,000円と控えめの投資です。


■投資基本情報
 投下資金    : 200,000円  
 予定利回り      : 6.5% (税引前)、5.17% (税引後)
 予定運用期間 : 6カ月
 見込み収入   : 5173円


それでは、投資実績公開です。


■投資実績情報
 資金投入日 : 2015/03/18
 資金回収日 : 2015/12/07
 投資期間   : 264日 (8.68カ月、延滞1カ月を含む)
 資金回収率 : 100% (貸倒れ無し)
 分配金    : 6,089円
 源泉徴収税 : 1,221円
 税引後利益 : 4,868円
 実績利回り  : 3.37% (税引後)


本案件では1カ月の遅延が発生したため、
利回り5.17%の予定が、3.37%と低調な結果となりました。

遅延が発生すると運用利回りに響きます。
ただし、仮に遅延の1カ月がなかったとしても、
3.80%にしかなりません。
つまり、予定していた運用ができなかったということです。

初の運用のため、今後の運用の様子を見ていないと何とも言えませんが、
予定利回りを達成するのはそう簡単なことではありません。
もっとも、3.37%は達成しており、預金金利を考えればかなり高めです。

今後、貸倒れの比率がどれくらいなのかを見極める必要がありますが、
継続投資してデータを集めていきたいと思います。