今日はクラウドバンクのリスクについて考えてみましょう。
まず、分かりやすいリスクとして、返済不能となるリスクです。
事実から言えば、2016年3月現在、クラウドバンクでは返済不能案件は1件もありません。
しかしながら、今後も返済不能となるリスクはあることを頭に入れておきましょう。
次に、返済遅延リスクです。
こちらに関して、しっかりとした情報開示はありませんが、
過去に何件も遅延案件が出ているようです。
私が投資していた 「不動産担保型ローンファンド第68号」 についても、
当初から1カ月の遅延が発生しました。
そのため、当初予定していた回収期間以上を要した場合、
予定よりも資金効率が悪くなってしまいます。
このあたりのデータについては、
クラウドバンクに、しっかりと、分かりやすく、開示してほしいものです。
次回は、実際の運用記録から見ていきたいと思います。